先日、ホリエモンが「寿司屋の修行不要論」について言ってましたね。
バカなブログだな。今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。センスの方が大事
寿司職人の“飯炊き3年握り8年”は時代遅れ? ホリエモンの斬新な考えとは 求人@飲食店.COM https://t.co/ST0fzYsHYU— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) October 29, 2015
→ホリエモン「大事なものが欠けているのはお前らの脳だと思うよ」寿司屋の修行重視の考え方を一蹴
というのがありました。
美容師もスタイリストになるまでは、下積みという〝修行〝をしなければいけません。
スタイリストになるまでの道のり
まず美容学校で2年通って美容師免許取得します。(通信制は、働きながら通って3年)
その後、美容室に就職して最初は下積みです。いわゆるアシスタントと呼ばれるものですね。床はきしたり、タオルたたんだり。ホント最初はそんなことしかしません。次にシャンプーを覚えて、カラーを塗るようになって、ようやくカットができるようになります。
就職してここまで約3年くらい。お店によって様々ですが長いとこだと5年くらいかかります。最近は1年くらいでスタイリストにさせるお店もあるみたいですが。ちなみに僕は5年くらい下積みしてました。途中でお店変えたりして、いや〜長かった。
美容師の下積みは不要か?
このスタイリストになるまでの下積み期間が無駄かどうかってことですが・・・。無駄!とまでは言いませんが、時間をかけてスタイリストになっても、あまり意味がないですかね。早くスタイリストになってお客さんをいっぱいカットして経験した方がいいです。美容師はスタイリストになって初めてスタートと言ってもいいと思います。
美容学校出たらすぐカットができると思っている
よくお客さんに聞かれますが、学校出たらすぐにカットができると思っている方って結構いるんです。実際にカットやカラーとかシャンプーとか勉強しますが、ほぼ割合を占めているのが座学です。美容師の国家試験を受けるための勉強をしに行ってるだけです。本格的な技術を学ぶのはそれぞれサロンに就職してからです。
美容師も学校卒業したらすぐに即スタイリストとして働ける仕組みでも作ればいんじゃない?って思いますが…。たぶん、今のところそんなのないです、聞いたことないですね。美容業界自体がもっといい方向に変わって行くことを僕は望んでいます。
寿司屋と美容師の違い
ホリエモンが言う”寿司屋の修行不要論”については、半々くらいで共感です。下積みにに関しては早く終わらせた方がいいです。そっからはもう経験がものをいう世界ですのでたくさんお客さんをやった人の方が上手い!と思います。美容師はセンスがないといけないのはもちろんですが、センス”だけ”ではやっていけない世界です。この辺が”食べ物”と”人”の違いなんじゃないでしょうか。